腰銭(読み)コシゼニ

デジタル大辞泉 「腰銭」の意味・読み・例文・類語

こし‐ぜに【腰銭】

小出し用に巾着きんちゃくなどに入れて持ち歩いた小銭
「あるいは煙管筒又は―、思ひ思ひの身ごしらへをかしく」〈浮・栄花一代男〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「腰銭」の意味・読み・例文・類語

こし‐ぜに【腰銭】

〘名〙 巾着(きんちゃく)銭入れなどに入れた小銭。こしせん。
※俳諧・望一千句(1649)七「腰銭を祇園参りにおとし来て す手をさしあげ拝む清水

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android