腹の皮(読み)ハラノカワ

デジタル大辞泉 「腹の皮」の意味・読み・例文・類語

はら‐の‐かわ〔‐かは〕【腹の皮】

腹部の皮。
《「腹の皮をる」から》おかしくてたまらないこと。
行儀作法は、ゑのころ屋根へ上げたやうで、さりとはさりとは―」〈浄・忠臣蔵

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「腹の皮」の意味・読み・例文・類語

はら【腹】 の 皮(かわ)

① 腹の表皮
※玉塵抄(1563)一一「腹をほちほちとたたいてはらの皮を鼓にしてたたいて遊ぞ」
② (「はら(腹)の皮を縒る」の略) おかしくてしかたがないこと。
談義本・華鳥百談(1748)五「神道仏道の批判いやはや腹(ハラ)の皮(カハ)なれど」

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