膃肭臍(読み)オットセイ

デジタル大辞泉 「膃肭臍」の意味・読み・例文・類語

おっとせい【×××臍】

アシカ科の哺乳類体長は雄が約2メートル、雌が約1メートル。頭は丸く、四肢はひれ状で、全身に刺毛と綿毛密生。北太平洋に分布し、夏、小さな島に多数集まり、一夫多妻の集団をつくって繁殖する。毛皮は良質だが、国際条約によって保護されている。ウニウ
[補説]アイヌ語「オンネップ」を中国で「膃肭」と音写、このへそが薬用として膃肭臍または海狗腎かいくじんの名で日本に入った。
[類語]海驢あしか海馬とど海豹あざらしセイウチ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「膃肭臍」の解説

膃肭臍 (オットセイ)

動物。アシカ科の海獣

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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