膵のう胞(読み)すいのうほう

知恵蔵mini 「膵のう胞」の解説

膵のう胞

膵(すい)臓の内部周辺にできる、液体がたまって袋状になったもの。多くの場合は無症状で、健康診断などで偶然発見されるケースが多い。大きさは大小さまざまで、数ミリメートル程度から10センチメートルを超えるものまである。また、1個だけの場合もあれば複数個発見される場合もある。多くは良性だが、悪性のものはがん化する可能性がある。

(2019-5-9)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android