膾に叩く(読み)ナマスニタタク

デジタル大辞泉 「膾に叩く」の意味・読み・例文・類語

なますたた・く

細かに切り刻んで膾にする。転じて、大勢で人をめった打ちにする。
「―・けと声々にをめいてかかれば」〈浄・聖徳太子

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「膾に叩く」の意味・読み・例文・類語

なます【膾】 に 叩(たた)

細く切りきざんで膾にする。細切れにする。転じて、人をひどいめにあわせる。大勢でめった打ちにする。
浄瑠璃・聖徳太子絵伝記(1717)二「膾(ナマス)に叩けと声々にをめいてかかれば」

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