自注・自註(読み)じちゅう

精選版 日本国語大辞典 「自注・自註」の意味・読み・例文・類語

じ‐ちゅう【自注・自註】

〘名〙 自分の書いた本などに自分で加えた注釈
四河入海(17C前)五「此の自注は、実に自注ではないぞ。後人が信を人にとらせうとて、自注と云たぞ」
読本椿説弓張月(1807‐11)続「よりて童蒙(はらはべ)の為に、しばしば自注(ジチウ)を施すことしかなり」 〔南史‐謝霊運伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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