至聖(読み)しせい

精選版 日本国語大辞典 「至聖」の意味・読み・例文・類語

し‐せい【至聖】

〘名〙 知徳が大へんすぐれていること。また、その人。
法華義疏(7C前)一「夫至聖所説、経無大小、理無豊約、皆以三段義」
江戸繁昌記(1832‐36)四「廟を立てて至聖を奉じ」 〔中庸〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「至聖」の意味・読み・例文・類語

し‐せい【至聖】

知徳のたいへんすぐれていること。また、その人。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「至聖」の読み・字形・画数・意味

【至聖】しせい

至上智徳の人。〔史記、孔子世家賛〕天子王侯よりして、中國の六を言ふ夫子(ふうし)に折中(折衷)す。至と謂ふべし。

字通「至」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android