至高聖所(読み)アバトーン

デジタル大辞泉 「至高聖所」の意味・読み・例文・類語

アバトーン【至高聖所】

松村栄子短編小説。とある学園都市舞台に、寮でルームメイトになった二人の女子大学生のキャンパスライフを描く。平成3年(1991)、雑誌海燕」に掲載。第106回芥川賞受賞

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デジタル大辞泉プラス 「至高聖所」の解説

至高聖所

松村栄子の小説。1991年発表。同年、第106回芥川賞受賞。至高聖所は「アバトーン」と読み、古代ギリシアにあったとされる夢治療の場のこと。

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