興味津津(読み)きょうみしんしん

精選版 日本国語大辞典 「興味津津」の意味・読み・例文・類語

きょうみ‐しんしん【興味津津】

〘形動タリ〙 (「津津」は絶えずわき出る意) 非常に興味が感じられるさま。興味がつきないさま。
※我羊独語(1929)南洲の一詩を捉へて〈品川義介〉「殊に創生記や詩篇を繙く時に興味津々として尽きざるものがある」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「興味津津」の意味・読み・例文・類語

きょうみ‐しんしん【興味津津】

[ト・タル][文][形動タリ]興味があとからあとからわいて尽きないさま。「やじ馬が興味津津と見守る」
[類語]興味深い面白いエキサイティング印象的魅力的蠱惑こわく蠱惑こわく魅する魅了魅惑素敵印象深い感慨深い引き付ける吸い寄せるチャーミング心に染みる心に残る心を打つ心を動かす心を捉える胸を打つ胸に迫る味わい深い

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

四字熟語を知る辞典 「興味津津」の解説

興味津津

非常に興味が感じられる様子。興味がつきない様子。

[活用] ―と・―たる。

[使用例] 集中的に表現しようという興味津々たる事業であった[加藤周一肖像画について|1955]

[使用例] 「まじめな話」とは何だったのかと、興味津津で、いろんな可能性を考えめぐらしてみたんですわ[倉橋由美子*夢の浮橋|1970]

[解説] 「津津」は絶えずわき出ること。

[対義] 興味索然

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android