興義(読み)こうぎ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「興義」の意味・わかりやすい解説

興義
こうぎ / シンイー

中国、貴州(きしゅう)省南西端にある県級市。珠江(しゅこう)上流部の南盤江(なんばんこう)水系馬別河(ばべつが)の支流沿岸に位置する。黔西南(けんせいなん)プイ族ミャオ族(苗(びょう)族)自治州の政府所在地。人口84万8000(2015)。雲南(うんなん)省、広西(こうせい)チワン族自治区に隣接し、貴州省とこれら両地方を結ぶ交易の要地である。南昆線(南寧(なんねい)―昆明(こんめい))が貫通し、南寧、昆明へは航空路も開けている。この地から雲南省にかけてはサトウキビ栽培が盛んで、これを原料にした製糖工業がみられる。また、特産物として柑橘(かんきつ)類も産する。

[小野菊雄・編集部 2016年12月12日]

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「興義」の解説

興義 こうぎ

?-? 平安時代中期の僧。
藤原実範(さねのり)の子。天台宗康平(1058-65)のころの人。近江(おうみ)(滋賀県)園城(おんじょう)寺でまなび,京都道澄(どうちょう)寺の別当をつとめる。画をよくした。

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普及版 字通 「興義」の読み・字形・画数・意味

【興義】こうぎ

義に立つ。

字通「興」の項目を見る

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