舞台裏(読み)ブタイウラ

デジタル大辞泉 「舞台裏」の意味・読み・例文・類語

ぶたい‐うら【舞台裏】

舞台裏側の、見物席からは見えない所。楽屋も含めていう。
ある事柄の行われる裏面。「財界舞台裏で暗躍する」
[補説]書名別項。→舞台裏

ぶたいうら【舞台裏】[書名]

滝沢美恵子長編小説。平成9年(1997)刊。地唄舞世界に生きる女性主人公とする恋愛小説

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「舞台裏」の意味・読み・例文・類語

ぶたい‐うら【舞台裏】

〘名〙
① 舞台の裏手で、見物席からは見えない所。楽屋も含めていう。
冷笑(1909‐10)〈永井荷風〉三「いろいろな小道具立掛てある板壁(はめ)に遮られた舞台裏の方へと歩いて行つた」
② 転じて、物事が行なわれる裏面。一般には知られない実情
内灘にて(1953)〈臼井吉見〉「現代政治につきものの舞台裏の存在する余地のないこと」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android