舞子の浜(読み)マイコノハマ

デジタル大辞泉 「舞子の浜」の意味・読み・例文・類語

まいこ‐の‐はま〔まひこ‐〕【舞子の浜】

神戸市垂水たるみ区の明石海峡に面する海岸。東に須磨の浦があり、対岸淡路島を望む。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「舞子の浜」の意味・わかりやすい解説

舞子の浜
まいこのはま

神戸市西部、垂水(たるみ)区の明石(あかし)海峡に臨む海岸。東に須磨(すま)の浦、西に明石海岸がある。現在、東西約2キロメートル、南北400メートルの地は県立舞子公園となり、園内には1924年(大正13)に孫文(そんぶん)も訪れた八角形の別荘移情閣や、砲台跡、遊園地がある。松の名所であったが、自動車の排気ガスによって枯死し、かつてのおもかげはない。

[藤岡ひろ子]


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世界大百科事典(旧版)内の舞子の浜の言及

【舞子】より

…兵庫県神戸市垂水(たるみ)区南部に位置する景勝地の舞子の浜とその背後の地区名。舞子の浜は明石海峡に臨む延長1.7kmの海岸で,県立公園に指定されている。…

※「舞子の浜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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