舟中（読み）しゅうちゅう

精選版 日本国語大辞典

しゅう‐ちゅう シウ‥【舟中】

〘名〙 舟のなか。また、一つの舟に乗り合わせた人びと。船中。

※凌雲集（814）奉和江亭晩興呈左神栄清藤将軍〈淳和天皇〉「岸上松声眠裏雨、舟中火色望前星」 〔春秋左伝‐宣公一二年〕

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

しゅう‐ちゅう〔シウ‐〕【舟中】

１ 舟の中。
２ 一つの舟に乗り合わせた人々。

出典　小学館

普及版 字通

【舟中】しゆう（しう）ちゆう

舟の中。〔史記、呉起伝〕武侯、西河にびて下る。中にしてみてに謂ひて曰く、美なる哉(かな)、山河の固きこと。此れ魏國の寶なりと。對(こた)へて曰く、に在りて險に在らず。～君、を修めずんば、舟中の人、盡(ことごと)く國と爲らんと。武侯曰く、善しと。

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出典　平凡社「普及版 字通」