航空事故調査委員会(読み)こうくうじこちょうさいいんかい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「航空事故調査委員会」の意味・わかりやすい解説

航空事故調査委員会
こうくうじこちょうさいいんかい

1974年(昭和49)1月に運輸省内に設置された常設調査委員会。航空事故の原因究明のための観点から調査を行い、必要に応じて調査結果に基づいた航空事故の防止のための施策についての勧告建議等を行った。調査の結果等については奇数月ごとに「航空事故調査報告書」、年ごとに「航空事故調査委員会事務局報」を作成、公表していた。2001年(平成13)に航空・鉄道事故調査委員会、さらに2008年に運輸安全委員会へと改組した。

秋葉 明]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「航空事故調査委員会」の意味・わかりやすい解説

航空事故調査委員会
こうくうじこちょうさいいんかい

運輸安全委員会」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の航空事故調査委員会の言及

【航空事故】より

… ところで,航空事故の技術調査は国際民間航空条約の規定に基づいて事故の発生した国の政府が行い,これに事故機の所属国および製造国の代表がオブザーバーの形で参加するのがふつうであるが,技術調査機能をもたない国の中には調査を先進国の機関に委託する例も見られる。先進各国にはそれぞれ常設の調査機関があり,日本では運輸省の航空事故調査委員会がこれを担当している。この種の機関で世界最大のものはアメリカのNTSB(National Transportation Safety Boardの略。…

※「航空事故調査委員会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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