船心(読み)フナゴコロ

デジタル大辞泉 「船心」の意味・読み・例文・類語

ふな‐ごころ【船心】

船酔い。ふなごこち。
「昨日は御船に召され、―に損じ給ひて」〈義経記・七〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「船心」の意味・読み・例文・類語

ふな‐ごころ【船心】

〘名〙
① 船に乗った気持
※俳諧・もとの水(1787)「遠浅や夏の日の出の舟こころ」
※義経記(室町中か)七「御船に召され、ふなごころに損じ給ひて」

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