船楽(読み)ふながく

精選版 日本国語大辞典 「船楽」の意味・読み・例文・類語

ふな‐がく【船楽】

〘名〙 楽人が船に乗って音楽を奏すること。また、その音楽。船の楽。
紫式部日記(1010頃か)寛弘五年一〇月一六日「その日、あたらしく造られたる船ども、さし寄せさせて御覧ず。〈略〉ふなかくいとおもしろし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「船楽」の意味・読み・例文・類語

ふな‐がく【船楽】

船の中で音楽を演奏すること。また、その音楽。
「新しく造られたる船ども、さし寄せさせて御覧ず…。―いとおもしろし」〈紫式部日記

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