船装(読み)ふなよそう

精選版 日本国語大辞典 「船装」の意味・読み・例文・類語

ふな‐よそ・う ‥よそふ【船装】

〘自ハ四〙 出船準備をする。
万葉(8C後)二〇・四三八三「津の国の海の渚に布奈余曾比(フナヨソヒ)(た)しでも時に母(あも)が目もがも」

せん‐そう ‥サウ【船装】

〘名〙 航海に際して、船体の色塗りなどをして船を装飾し、船具を整えて準備すること。艤装。ふなかざり。ふなよそおい。〔晉書‐戴若思伝〕

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デジタル大辞泉 「船装」の意味・読み・例文・類語

せん‐そう〔‐サウ〕【船装】

艤装ぎそう」に同じ。

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普及版 字通 「船装」の読み・字形・画数・意味

【船装】せんそう

船飾り。

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