良忠(2)(読み)りょうちゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「良忠(2)」の解説

良忠(2) りょうちゅう

?-? 南北朝時代の僧。
二条良実の孫。二条師忠(もろただ)の猶子。護良(もりよし)親王につかえ,鎌倉幕府を討つ計画にくわわる。正慶(しょうきょう)2=元弘(げんこう)3年(1333)赤松則村にしたがい,六波羅を攻める。護良親王が幽閉されたとき殺されたという。通称は殿法印。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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