色中枢(読み)いろちゅうすう

世界大百科事典(旧版)内の色中枢の言及

【視覚】より


[高次視覚野]
 第一次視覚野が視覚神経から送られてくるあらゆる視覚情報を扱うのに対し,高次視覚野はいくつかに区分され,ある視覚情報を専業的に分析する。例えば,色の認知を担当する高次視覚野(ここを色中枢という)では,すべての細胞が色に対して反応選択性をもつが,他の特徴に対してはほとんど反応選択性がない。ここの視覚細胞はどのような光の下でも,色を正しく判断する働き(これを色恒常性という)をもつ。…

※「色中枢」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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