花火石菖(読み)はなびぜきしょう

精選版 日本国語大辞典 「花火石菖」の意味・読み・例文・類語

はなび‐ぜきしょう ‥ゼキシャウ【花火石菖】

〘名〙 イグサ科多年草各地山野湿地に生える。高さ約三〇センチメートル。葉は叢生し扁平で翼があり、細い剣状で数枚が茎に互生する。初夏茎頂にやや多数頭花を凹んだ集散状につける。頭花は四~一〇花からなり、緑色を帯びる。花被は小さく、子房はやや大きく紫褐色を帯びる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「花火石菖」の意味・読み・例文・類語

はなび‐ぜきしょう〔‐ゼキシヤウ〕【花火石×菖】

イグサ科の多年草。山野の湿地に生え、高さ30~50センチ。茎は平たく、葉は細長い。夏、不規則に広げた柄の先に多数の花をつけ、線香花火を思わせる。広葉ひろは笄石菖こうがいぜきしょう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「花火石菖」の解説

花火石菖 (ハナビゼキショウ)

学名Juncus alatus
植物。イグサ科の多年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android