花瞼(読み)かけん

精選版 日本国語大辞典 「花瞼」の意味・読み・例文・類語

か‐けん クヮ‥【花瞼】

〘名〙 花のように美しいまぶた。美人のまぶた。
花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉四一「妾の齢既に長して花瞼(クヮケン)春暮し」 〔白居易‐聴崔七妓人等詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「花瞼」の意味・読み・例文・類語

か‐けん〔クワ‐〕【花×瞼】

花のように美しいまぶた。美人のまぶた。
「妾の齢既に長して―春暮れ」〈織田訳・花柳春話

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android