花祭(仏教)(読み)はなまつり

百科事典マイペディア 「花祭(仏教)」の意味・わかりやすい解説

花祭(仏教)【はなまつり】

灌仏会(かんぶつえ),降誕会(ごうたんえ)とも。釈迦誕生の日を記念して行う法会。毎年4月8日を恒例とする。花御堂を作り,中に誕生仏を安置し,甘露を象徴する甘茶を像にかける風が一般的である。なお,花祭と呼ぶのは明治以後とされる。
→関連項目アマチャ卯月八日

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