花見虱(読み)ハナミジラミ

デジタル大辞泉 「花見虱」の意味・読み・例文・類語

はなみ‐じらみ【花見×虱】

花見時分、暖かさに誘われて活発に動きはじめるシラミ。はなじらみ。
肌着縫合ぬひめの―」〈風流志道軒伝

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「花見虱」の意味・読み・例文・類語

はなみ‐じらみ【花見虱】

〘名〙 春、暖かくなった花見頃に繁殖し、衣服の襟や袖などにまではい出してくる虱。花虱。《季・春》
※俳諧・誹諧初学抄(1641)「末春 花みじらみ」

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