芳村杏斎(読み)よしむら きょうさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「芳村杏斎」の解説

芳村杏斎 よしむら-きょうさい

1836-1905 幕末-明治時代の医師。
天保(てんぽう)7年生まれ。芳村正秉(まさもち)の兄。家は代々医業。江戸や各地を遊歴し,内科,外科,産科をおさめ,長崎ポンペ西洋医学をまなび美作(みまさか)(岡山県)に帰郷。明治2年津山藩の藩医となった。明治38年6月10日死去。70歳。名は篤。字(あざな)は子業。号は酔雲。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android