芸薩交易(読み)げいさつこうえき

世界大百科事典(旧版)内の芸薩交易の言及

【御手洗】より

…港町繁栄策として富籤(とみくじ)や町出来銀の制が行われたりした。幕末には芸薩交易の貿易港が御手洗に指定され,広島藩から銅10万斤,鉄3000駄,米3万石,繰綿(くりわた)5000本,木綿2000丸,薩摩藩から生蠟(きろう),硫黄花,製糖用平釜,現金10万両など大規模な取引が成立している。1956年大長村などと合体し,豊(ゆたか)町となった。…

※「芸薩交易」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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