芽起こし(読み)めおこし

盆栽用語集 「芽起こし」の解説

芽起こし

松柏類、特に五葉松の針金整姿などの際、枝先の芽を上方向に起こした形に整えること。見た目にもきれいだが、通風・日照条件など培養面の条件向上が第一目的。芽元の部分に日光と風を当てることで新芽の吹き方が格段によくなる。黒松赤松には通常行なわない。

出典 (株)近代出版盆栽用語集について 情報

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