苦労人(読み)クロウニン

デジタル大辞泉 「苦労人」の意味・読み・例文・類語

くろう‐にん〔クラウ‐〕【苦労人】

苦労を経験して、世の中の事や人情に通じている人。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「苦労人」の意味・読み・例文・類語

くろう‐にん クラウ‥【苦労人】

〘名〙 いろいろの苦労を経験して、世間のことによく通じ、人情の機微をよく理解する人。
人情本春色梅児誉美(1832‐33)初「さすがその身も苦労人(クラウニン)、色の諸分(しょわけ)をくみわけて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android