苦渋(読み)クジュウ

デジタル大辞泉 「苦渋」の意味・読み・例文・類語

く‐じゅう〔‐ジフ〕【苦渋】

[名・形動]
にがくてしぶいこと。
苦しみ悩むこと。また、そのさま。「苦渋を味わう」「苦渋の色を浮かべる」
「彼は―な表情のままじっと煙草を吸っていたが」〈横光上海

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「苦渋」の意味・読み・例文・類語

く‐じゅう ‥ジフ【苦渋】

〘名〙 (形動)
① にがくてしぶいこと。
物事がうまくいかずに苦しみ悩むこと。また、そのさま。
※新聞雑誌‐二二号・明治四年(1871)一一月「毫(すこし)も苦渋(クシウ)の態(すがた)を見ず」
文章がわかりにくいこと。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android