苫東開発計画(読み)とまとうかいはつけいかく

世界大百科事典(旧版)内の苫東開発計画の言及

【苫小牧[市]】より

…北海道南西部,太平洋に面する市。1948年市制。人口16万9328(1995)。地名はアイヌ語の〈トーマコマナイ〉(沼の後ろにある川)に由来するという。西に樽前山がそびえ,東に勇払(ゆうふつ)原野が広がる。江戸時代には勇払川河口の勇払に幕府直轄の勇払会所があった。1910年泥炭地の原野に王子製紙の工場が設置された。樽前山麓の豊富な原木,支笏(しこつ)湖を水源とする電力と用水,夕張炭鉱の石炭に加えて,北炭鉄道(現,室蘭本線)により室蘭港に近い交通の有利さもあって,以後〈製紙の町〉として急速に発展した。…

※「苫東開発計画」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android