(読み)めい

精選版 日本国語大辞典 「茗」の意味・読み・例文・類語

めい【茗】

〘名〙 茶。特に新芽を摘んだものを茶というのに対して、おそく摘んだものをいう。
文華秀麗集(818)上・夏日左大将軍藤原朝臣閑院納涼〈淳和天皇〉「避景追風長松下、提琴搗茗老梧間」
※不如帰(1898‐99)〈徳富蘆花〉下「小間使が捧げ来れる一碗の茗(メイ)に滑らかなる唇を湿し」 〔杜甫‐重過何氏五首詩〕

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デジタル大辞泉 「茗」の意味・読み・例文・類語

めい【茗】[漢字項目]

[音]メイ(漢) ミョウ(ミャウ)(呉)
茶の木。お茶。「茗園茗器
難読茗荷みょうが

めい【×茗】

茶。特に、新芽を摘んだものを茶というのに対し、遅く摘んだものをいう。
「―ヲニル」〈和英語林集成

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動植物名よみかた辞典 普及版 「茗」の解説

茗 (チャ)

学名Camellia sinensis
植物。ツバキ科の常緑低木,園芸植物,薬用植物

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