茨城町(読み)いばらき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「茨城町」の意味・わかりやすい解説

茨城〔町〕
いばらき

茨城県中部,水戸市の南部に接する町。 1955年長岡町と上野合 (かみのあい) ,川根,沼前 (ぬまさき) の3村が合体して発足。 58年石崎村を編入常陸台地の中央にあり,涸沼 (ひぬま) 川が流れ,東部の涸沼に注ぐ。町の中央を南北に通る国道6号線 (陸前浜街道) 沿いの長岡,小鶴,奥谷が市街地を形づくり,長岡は宿場町として発展した。米作,野菜の施設栽培,酪農が行われる。水戸市に隣接するため企業が進出,工業地帯を形成。小幡北山埴輪製作遺跡史跡大戸サクラは天然記念物にそれぞれ指定されている。面積 121.58km2(境界未定)。人口 3万1401(2020)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android