茫洋・芒洋(読み)ぼうよう

精選版 日本国語大辞典 「茫洋・芒洋」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐よう バウヤウ【茫洋・芒洋】

〘形動タリ〙
① 海などが広々として限りないさま。広くて目当てのつかないさま。また、さきゆきなどがぼんやりとして見当のつかないこと。
※捕影問答(1807‐08)前「方角遠近等は茫洋として猶弁じ玉ふまじ」 〔韓愈雑説
風貌性格などがおおらかなさま。
白夜(1966)〈高橋たか子〉「しかも茫洋とやさしいところがある」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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