茴香(読み)ウイキョウ

デジタル大辞泉 「茴香」の意味・読み・例文・類語

うい‐きょう〔‐キヤウ〕【×茴香】

セリ科多年草。高さ1~2メートル、葉は細く糸状に裂けている。夏、多数の黄白色の小花が咲く。果実は卵状楕円形で芳香が強く、健胃薬駆風薬にし、全草を香料に用いる。南ヨーロッパ原産で、古くから栽培。くれのおも。フェンネル 花=夏 実=秋》「―の花の匂ひや梅雨曇/青峰

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「茴香」の解説

茴香 (ウイキョウ)

学名Foeniculum vulgare
植物。セリ科の多年草,園芸植物,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android