茶漬飯(読み)ちゃづけめし

精選版 日本国語大辞典 「茶漬飯」の意味・読み・例文・類語

ちゃづけ‐めし【茶漬飯】

〘名〙
① 飯に熱い茶をかけたもの。茶漬
浮世草子好色一代男(1682)八「木具ごしらえの茶漬(チャヅケ)めし、鳫の板焼赤鰯置合
冷飯(ひやめし)。茶漬にする飯。残って冷たくなり、茶漬にしか使えないような飯。
日常茶飯事であること。ありふれていること。転じて、手軽であること。簡単であること。お茶の子。茶漬。
洒落本・噺之画有多(1780)「色男は茶づけ食(メシ)、恥をおもって一日女郎奉公はならず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「茶漬飯」の意味・読み・例文・類語

ちゃづけ‐めし【茶漬(け)飯】

茶漬け1」に同じ。
手軽であること。簡単であること。
「こんなことは―だ」〈歌舞妓年代記・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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