草賊（読み）ソウゾク

デジタル大辞泉

そう‐ぞく〔サウ‐〕【草賊】

１ 山野にひそむ盗賊。おいはぎ。
２ こそどろ。
３ 反乱・一揆などを起こす賊徒をののしっていう語。
「丈の知れたる―共」〈染崎延房・近世紀聞〉

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

そう‐ぞく サウ‥【草賊】

〘名〙

① 山野に隠れて旅人などを襲う盗賊。おいはぎ。

② 反乱、一揆など、支配者に歯向かう賊徒。また、それらをののしっていう語。

※日本外史（1827）一四「以_二草賊故_一、多亡_二吾良_一」 〔旧唐書‐僖宗紀〕

③ こぬすびと。こそどろ。〔布令必用新撰字引（1869）〕

出典　精選版 日本国語大辞典

普及版 字通

【草賊】そうぞく

小盗。

字通「草」の項目を見る。

出典　平凡社「普及版 字通」