荒仕事(読み)あらしごと

精選版 日本国語大辞典 「荒仕事」の意味・読み・例文・類語

あら‐しごと【荒仕事】

〘名〙
① 骨の折れる仕事。特に、激しい肉体労働力仕事
※浄瑠璃・当流小栗判官(1714頃)四「下の水仕(し)のあらしごと」
強盗殺人などをいう、盗人仲間の隠語。〔隠語輯覧(1915)〕
花間鶯(1887‐88)〈末広鉄腸〉中「久しいこと荒仕事(アラシゴト)は止めて居たが〈略〉旦那タア知らずに『ピストル』を打掛けたのでありやしたが」

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デジタル大辞泉 「荒仕事」の意味・読み・例文・類語

あら‐しごと【荒仕事】

骨の折れる力仕事。激しい肉体労働。
強盗や殺人などの、荒っぽい犯罪。
[類語](1肉体労働重労働力仕事手仕事作業

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