荒代(読み)アラシロ

デジタル大辞泉 「荒代」の意味・読み・例文・類語

あら‐しろ【荒代/粗代】

田植えのために行う最初代掻しろかき。植え代の前に行うもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の荒代の言及

【代搔き】より

…この面から下は耕起されない)上で土を練って漏水を防止するなどである。代搔きは砕土を中心とする荒代(あらしろ),砕土均平を兼ねる中代(なかしろ),均平を中心とする植代(うえしろ)を数日おきに行う。作業には,かつては人力のくわ,えぶり,畜力のまぐわなどが使われたが,現在では機械が普及し,耕耘機やトラクターにかご車輪,ロータリー,代搔きローター,ドライブ・ハローなどを装着して行うことが多い。…

※「荒代」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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