荒川温泉郷(読み)あらかわおんせんきょう

世界大百科事典(旧版)内の荒川温泉郷の言及

【荒川】より

…67年の羽越水害で流域は大災害を受けたが,復旧工事で堤防,道路,水田は整備され,大石川に治水・発電の多目的ダムが建設された。関川盆地における北岸の鷹ノ巣高瀬湯沢の各温泉,南岸の雲母(きら)温泉は荒川温泉郷を形成する。谷口の荒川町花立には荒川用水頭首工があり,荒川米生産の用水を確保し,近くに荒川漁協のサケ孵化(ふか)場がある。…

【関川[村]】より

…中央を西流する荒川によって形成された盆地と周辺山地からなり,盆地中央の下関を中心に荒川本支流に沿って集落が分布する。基幹産業は農業であるが,東部の荒川上流は磐梯朝日国立公園の一部をなし,湯量の豊富な荒川温泉郷(鷹ノ巣高瀬,雲母(きら),湯沢の各温泉)を中心にスキー場などの観光開発が進められている。1967年の羽越水害では全村が壊滅的被害を受けたが,荒川の河川改修などが行われ,現在は復興している。…

※「荒川温泉郷」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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