荒橿神社(読み)あらかしじんじゃ

精選版 日本国語大辞典 「荒橿神社」の意味・読み・例文・類語

あらかし‐じんじゃ【荒橿神社】

栃木県芳賀郡茂木(もてぎ)町にある神社。旧県社。祭神国常立尊(くにのとこたちのみこと)、国狭槌命(くにのさつちのみこと)など。大同元年(八〇六)創立。延喜式内社

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

日本歴史地名大系 「荒橿神社」の解説

荒橿神社
あらかしじんじや

[現在地名]茂木町小井戸

茂木城跡の北東方に谷を隔てて鎮座。祭神国常立命・豊雲野命・夜河志古泥命、旧郷社。大同元年(八〇六)茂木城の鬼門除として創祀されたとの伝えがあり、古くは高藤権現、また日本三所神とも称したという(旧県史)。「延喜式」神名帳に載る芳賀郡二座の一「荒樫アラカシ神社」に比定され、古くから茂木郷の総社として信仰を集め、茂木城主代々の祈願所であったという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android