ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「菅野序遊(1世)」の意味・わかりやすい解説
菅野序遊(1世)
すがのじょゆう[いっせい]
[没]文政6(1823).12.12. 江戸
一中節菅野派の家元。もと河東節の三味線弾き3世山彦新次郎。5世都太夫一中の浄瑠璃に感激して一中節に転じたという。箏曲と義太夫節にもすぐれていたと伝えられる。5世都太夫一中に協力して 40曲に近い新曲の作曲と,古曲の復活に努力した。一中節中興の祖。
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