菅野惟肖(読み)すがのの これゆき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「菅野惟肖」の解説

菅野惟肖 すがのの-これゆき

?-? 平安時代前期の官吏,学者
貞観(じょうがん)14年(872)文章生(もんじょうしょう)のとき渤海(ぼっかい)使節の接客役をつとめる。元慶(がんぎょう)8年大内記(だいないき)として式部少輔(しきぶのしょう)菅原道真(みちざね)らと太政(だいじょう)大臣の職務について答申勘解由(かげゆ)次官をへて,仁和(にんな)3年(887)文章博士となる。漢詩が「扶桑(ふそう)集」におさめられたという(現存の巻にはない)。名は「これすえ」ともよむ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android