菊池武政(読み)きくち たけまさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「菊池武政」の解説

菊池武政 きくち-たけまさ

1342-1374 南北朝時代の武将
康永元=興国3年生まれ。菊池武光(たけみつ)の長男肥後(熊本県)菊池氏惣領(そうりょう)16代。九州南朝方の主将だった父とともに転戦。その死後跡をついで肥前本折(もとおり)城(佐賀県)などで九州探題今川貞世(さだよ)らと交戦したが,劣勢のうちに応安7=文中3年5月26日筑後(ちくご)(福岡県)高良山の陣中で死去した。33歳。幼名次郎

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android