デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「菊田昇」の解説 菊田昇 きくた-のぼる 1926-1991 昭和後期-平成時代の産婦人科医。大正15年5月31日生まれ。昭和33年生地宮城県石巻市で開業。妊娠した未婚女性に母性保護,生命尊重の立場から出産をすすめ,約100人の新生児を子のない夫婦に実子として斡旋(あっせん)した。48年告発され,優生保護法指定医をとりけされる。事件をきっかけに62年実子特例法が制定された。平成3年8月21日死去。65歳。東北大卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例