菊隠瑞潭(読み)きくいん ずいたん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「菊隠瑞潭」の解説

菊隠瑞潭 きくいん-ずいたん

1447-1525* 室町-戦国時代の僧。
文安4年生まれ。但馬(たじま)(兵庫県)の人。甲斐(かい)(山梨県)の曹洞宗(そうとうしゅう)広厳院一華文英(いっけ-ぶんえい)に師事し,その法をつぐ。甲斐永昌院,丹波永沢(ようたく)寺(兵庫県)の住持をつとめた。大永(たいえい)4年12月8日死去。78歳。俗姓荒木。著作に「菊隠和尚下語(あぎょ)」「菊隠録」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android