菊頭蝙蝠(読み)きくがしらこうもり

精選版 日本国語大辞典 「菊頭蝙蝠」の意味・読み・例文・類語

きくがしら‐こうもり ‥かうもり【菊頭蝙蝠】

〘名〙 キクガシラコウモリ科の哺乳類ヨーロッパからインド北部、および日本分布する。体長約七センチメートル。全身灰赤褐色。耳は三角形先端がとがる。昆虫などを食べ、昼は洞窟などに潜む。鼻の周囲鼻葉と呼ばれる葉状皮膚ひだがあり、それをキクの花に見たてたことからこの名がある。きくこうもり

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デジタル大辞泉 「菊頭蝙蝠」の意味・読み・例文・類語

きくがしら‐こうもり〔‐かうもり〕【菊頭蝙蝠】

翼手目キクガシラコウモリ科の哺乳類。体長7センチくらい。鼻の周辺のひだや突起が複雑にあり、菊に似る。昆虫を食べる。日本から中国・アジア南部・ヨーロッパ・北アフリカまで分布。 夏》

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動植物名よみかた辞典 普及版 「菊頭蝙蝠」の解説

菊頭蝙蝠 (キクガシラコウモリ)

学名Rhinolophus ferrumequinum
動物。キクガシラコウモリ科の哺乳動物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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