(読み)きん

精選版 日本国語大辞典 「菌」の意味・読み・例文・類語

きん【菌】

〘名〙
① きのこ。〔十巻本和名抄(934頃)〕〔博物志‐三〕
単細胞微生物で、動植物などに寄生するもの。ばいきん。細菌
植物学で、きのこ、かび、こうぼなどの総称。「菌類

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デジタル大辞泉 「菌」の意味・読み・例文・類語

きん【菌】

菌類。カビキノコなど。「培養
細菌。「赤痢
[類語]細菌バクテリア球菌乳酸菌黴菌雑菌病原菌病原体大腸菌サルモネラ菌ピロリ菌ヘリコバクターピロリスピロヘータリケッチアウイルス酵母イースト青黴麹黴

きん【菌】[漢字項目]

常用漢字] [音]キン(漢) [訓]きのこ
キノコ。「菌糸菌類
カビ、バクテリアなどの微生物。「桿菌かんきん細菌殺菌雑菌真菌黴菌ばいきん無菌滅菌病原菌保菌者

くさびら【菌/茸】[狂言]

狂言屋敷内にきのこが生えて困り、山伏祈祷きとうを頼むが、祈れば祈るほどきのこは増えていく。くさびら山伏。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「菌」の解説

菌 (キノコ・カオリ;タケ)

植物松茸椎茸湿地など大型菌類の総称

菌 (クサビラ)

植物。菌類の古称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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