精選版 日本国語大辞典 「菖蒲草」の意味・読み・例文・類語
あやめ‐ぐさ【菖蒲草】
[1] 〘名〙 =あやめ(菖蒲)②
※万葉(8C後)一八・四〇三五「ほととぎすいとふ時なし安夜売具左(アヤメグサ)蘰(かづら)にせむ日こゆ鳴き渡れ」
[2] 枕 同音反復によって「あや」にかかり、また、「根」を賞するところから「ね」にかかる。
※二度本金葉(1124‐25)夏「あやめ草ねたくも君が訪(と)はぬかな今日は心にかかれと思ふに〈源有仁〉」
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