萎萎(読み)なえなえ

精選版 日本国語大辞典 「萎萎」の意味・読み・例文・類語

なえ‐なえ【萎萎】

〘副〙 (多く「と」を伴って用いる) なえてくたくたになっているさま。ひどくなえているさま。力なくぐったりとしているさま。
※承応版狭衣物語(1069‐77頃か)一「いつもなえなえとやつれなし給へるに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「萎萎」の意味・読み・例文・類語

しお‐しお〔しをしを〕【萎/××悄】

[副]気落ちして元気がないさま。悄然しょうぜん。しょんぼり。「試合に負けて―(と)退場する」
[類語]しょんぼりぽつねんと悄然意気消沈すごすごしょぼしょぼしょぼくれるしょぼたれるしょぼんとしゅん意気阻喪落胆がっかりがっくりげっそり失望絶望失意幻滅脱力虚脱・失墜感・気落ち気抜け拍子抜け力抜け腑抜け力落とし

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android