落花情あれども流水意無し(読み)ラッカジョウアレドモリュウスイイナシ

デジタル大辞泉 の解説

落花らっかじょうあれども流水りゅうすい

散る花は流水を慕うが、川の水はそ知らぬ顔で流れてゆく。一方に情があっても相手に通じないことのたとえ。
[類語]あわびの片思いせり摘む思うに別れ思わぬに添う成るはいやなり思うは成らず

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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