葉腐病(ノシバ)

飼料作物病害図鑑 「葉腐病(ノシバ)」の解説

葉腐病(ノシバ)

日本シバで最も被害の大きい糸状菌病。初め春先にぼんやりと枯れる程度だが、気温上昇と共に病斑が一気に出現する。病斑は灰白色不定形で、直径は 2-3mにも達する。手当が遅れると再生不能になり、パッチが夏まで残る。病原菌リゾクトニアだが、ある種の病原性の強いピシウム菌との混合感染によって、病勢が大幅に強まることがわかっている。

出典 畜産草地研究所飼料作物病害図鑑について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android